そのとおり

10日の投稿プロとアマチュアの違いに対する返信
>凡人とできる奴の違いは大きなものです。従って、見切りも早い方がよいと言うわけです。



返信します。
でも、そういう、はたから見て、さっさと見切りつけたほうがいいのに、いまだに業界に未練があるやつ・・・というやつこそ、商売する側にとって、これほどおいしいカモはいない。

本来は夢をあきらめさせて、他の道をすすめた方がいいのに、夢のために、ずっと、金を吐き出してくれる。事務所の宣伝効果になるのはほんのひとにぎりのトップの連中だけ。予備校で有名学校に合格できるのなんて一握り、だがそれが絶大な宣伝効果となって入塾生が殺到する。だがそうやって集まる人材は玉石混交で、ホントは、大手には難しい、きめこまやかなケアが必要な、劣等生まで呼び寄せてしまう。でも商売なので””あなたもがんばればあれくらいいける”などとだまして、入れる。月謝をこいつらからも取って、ランク下位クラスに押し込んで、雑な対応しかしない。そのあいた手間ヒマ、金を、宣伝効果の高いトップ連中の成績アップあるいは宣伝費そのものに使う。またそれに釣られて入塾者が・・・きりがない。芸能事務所もいっしょ。レッスン料、モデル登録費・・・売れる見込みもありゃしないのに”私も、いずれは、先輩達のようになれるかもしれない!”と夢見させて払わせる。トップ連中は売れるべくして売れたのに、写真モデルやCMに出れば”あの子、どこの子?”問い合わせが殺到。その反対に・・・お前達とは、最初から立つ土俵が違ってたのに。

だからジャ○ーズはその面でえらいのかもしれない。そういう夢見る金ずるとなりそうな若者から金とろうとせず、莫大な金を掛けてちゃんと面倒見る。ひとりでも売れたら、ちゃんと回収できる。だから必死で売ろうとする。他の事務所は売れないやつで儲けを出す。売れているやつは、勘違いカモを集める集客効果。だから極端なはなし、宣伝効果さえあれば赤字でもいい。赤字分は、広告業界に宣伝費を払っているのと同じこと。それでカモがじゃんじゃん集まってくることができれば帳尻あうのだ。ジャニーズは宣伝うんぬんいうよりも資金回収のためにトップが実質的な黒字も出さなければ、まだ売れてないジュニアのごくつぶし抱えたままつぶれてしまう。だから売れているやつから儲けを出さないといけない。
ジャニーズは、ホモセクハラだなんだかんだいわれてるけど、それはおいといて、赤字覚悟で育てる、芽が出て売れてくれれば、十分回収できる・・余裕があった日本企業のいい典型だったのかもしれない。

他の大手のカモ集め商法は、はっきりいって、イチオシで売り出した連中って、おい、オマエんとこはこんなのしかいないのか?こんなのがトップなのか、やる気あんのか?と思うような、レベルが低いのが多い。その集客効果で、レッスン料をふんだくることができる、カモを大量に集めることができればいいのだから。本気で、長く活躍できるのを売り出そう、じっくり育てようなんて気にはならないのだ。無能で金集められなくて、赤字で消えてもいいのだ。しばらく宣伝にさえなってくれれば。その方が手間隙かけてじっくり育てるより、手っ取り早いのだ。気がつけ、ホ○プロのス○ージママ養成コースの、お母さん達よ!!

大手の売り出した人間は、下積みが長かったり、いかにも事務所の力だけといった、売れそうも無い人間だったり、いかにも”私もがんばればあのくらいなれそうだ”と売れてないやつがいかにも勘違いしそうな連中が多い。そのほうが、凡人には手の届きそうも無い実力者イメージより、都合がいいのだから当たり前だ。あんなやつでも、大手に入れば売れるんだ!じゃあ私も大手はいろーっと””あんなのが売れてるんだったら、私も、まだチャンスあるかもしれないから、もう少しがんばってみよーっと”そう思うからだ。実力が歴然としている、いかにも売れるのが当たり前の人間、芸暦も、下積みせずのエリートコース、こういった人間が売れても、夢を見られないので、勘違い人間は、ついていかないだろうと思われる。でもそれじゃ大手は商売にならない。

バーニング 7

しかし一つの疑問がある。なぜバーニング対抗勢力が一同に結集して、バーニングにされたことと同じように、バーニングを攻撃しないのかということだ。
実はその傾向はもう始まっているのだが、今までは、バーニングの餌をちらつかせた切り崩し工作が巧妙だったので、足並みがそろわず、その動きが妨げられていた。現在はその傾向も弱まりつつあって、徐々に、対抗勢力の大結集が起こりつつある。

しかし今までそのような連合が不活発だったのは、上記以外の理由が大きい

バーニングが、マスコミの上げ底なしの実質的な、莫大な固定ファン層、強力な映像制作者との信頼関係などを持つ、敵勢力のタレント、事務所を攻撃すれば、それを奪った効果は計り知れない。肥沃な土地、戦略的価値の高い地域を占領する・・・・当然、これに多大な戦力をつぎ込むのをいとわない。同様に、バーニングは、多大な労力を費やしてまで、ライバルつぶしに固執する価値があった。

しかし非バーニングのタレントは、すぐバーにつぶされる弱小ならともかく、そこそこの準大手、中堅は堅実な経営をしてるところが多く、なんだかんだいわれながらも固定ファンはがっちりで、そこそこ利益は上がっていて、他を侵略してまでも、拡大するという必然性は少ない。またそういった敵の土地を奪ったところで、バータレの実質的シェアなど、マスコミヨイショで底上げされたものであって、肥沃どころではなく、実際は貧困な土地である。よって”収穫”もそれほど期待できず、そんなところに多大なコストを掛けて戦力をつぎ込む理由が見当たらないのだ。自分のところでそこそこ収穫を上げているのだから、他は目をくれず、自分の領土(=固定ファン層、テレビ、映画製作者の信頼)を徹底的に守りきった方が得策なのである。

よって、非バーの連中は皆モンロー主義敵、上杉謙信的な内向きの傾向が多く、大連合を組んで、共同でバーを倒そうなどといった、積極的な考えはおこらなかったのである。勿論、どこかが言い出したとして、事務所ごとに思惑がまちまちで、絶対に足並みはそろわなかったであろう。

しかし最近その傾向が変わりつつあって、音頭を取っているのは吉本、研音廣済堂系あたりだろうと思われる。芸映は規模は小さいが、権威だけは昔からあって、いわゆるお公家的な、ノータッチの聖域という認識であったが、フラームの躍進によって地力をつけはじめると、最近はバーも遠慮しなくなって、サンミュージック同様、反バーの急先鋒と変化を遂げた。勿論、彼らの目標は、バータレの”土地”、つまりシェアの奪取=ファン層の奪取なんかではなく、バーの持つ”攻撃力”の減殺=マスコミ影響力の排除であることは、いうまでもないが。