フラッシュの記事

4/26号のフラッシュに、人気女優の生涯視聴率というテーマの記事があった。

あれ?どうして常連の松たか子や江角や深津や常盤や広末や中山美穂がいないの?松島より年上だから?でも松と広末って年下だけど?最近ドラマ出てないから対象外?でも、松島だってずっと出てなかったし・・・それとも、ポスト松島は誰だ、それは竹内だ!というコンセプトだから、彼女たち以上の実績ある人はのせちゃまずいの?彼女たちを入れると、全員、竹内、柴咲の上になっちゃって、スターダスト女優たちが一番じゃなくなっちゃうから?加藤あい、上戸、水野、国仲らバー系は、低視聴率すぎてそもそも記事の対象じゃなくなっちゃうから?っていうか、これって2ちゃんねるの女優スレのパクリじゃないの?

まあ、この疑問はおいといて

フラッシュの弁解

フラッシュは、期待の星だのとあおられているくせに視聴率がかんばしくない、ある特定の女優たちをかばいたいらしく、その原因を、作品に恵まれていないからだというふうに、強引に持っていこうとしている。だが、彼らがなんといおうが、マスコミと事務所がその女優を勝手に期待の星と呼んでいるだけで、実際はたいしたこと無い人材。数字はそれを素直に表しているに過ぎない。と、実際は、こんなところだろう。

かといって、じゃあ、彼女たちに、専門家に高い評価を受けるほどの実力があるかといえば、そうでもない。演技力が足りないからこそいい企画には起用されないわけで、よい企画では、彼女はそもそも選考段階ではねられているのが実情だろう。だから、この人は企画に恵まれていない=この人は実力不足だということがいえる。いわばF1ドライバーと控えドライバーの違いであり、その差は、勝負させるまでもない、自明の理ということだ。そもそも、差が最初から明らかなほど開きすぎていて、実力の評定が、グラウンド(レース場)の外でカタがついているってだけの話である。”抑えの切り札に起用してくれればオレだってセーブを取れるのに””俺を今シューマッハーが乗っているマシンに乗せてくれればいまよりはいい成績とれるのに”という二流選手の弁解を真に受ける者はいないだろう。

長谷川京子

彼女については逆のパターンで、企画は月9など恵まれたものだが、タイミングが早すぎだというニュアンスだ
おいおい、十代の少女ならともかく、二十歳半ばの女に向かって早すぎもクソもあるかっての!タイミングじゃなくて実力不足だろ!と突っ込むひとが大多数
不思議な低視聴率・・
全然不思議じゃありません

トップ女優まっしぐらとおもっていたが
誰がそんなこと思っていたのだ?

CM出演で注目された時期だったが、月9に出るタイミングとしては早すぎたのだろう・・

はァ、どこが?年齢的な面からいえばむしろ遅すぎだろう。それで経験不足で準備不足といっているのなら、何をいわんや、果たしてプロの女優といえるのか?。ましてや、あの時が、CMのアピールがじわじわ効いてきた時期だったのなら、なおさら月9には出るべき時期と考えるのが普通だろう。芸能界には、数少ないチャンスをものにしようと、てぐすね引いてる人がごろごろしてるってえのに、そんなあまい認識でどうするのだ。大体、長谷川が経験が足りないというのなら、てぐすね引いてる他の女優をつかえばいい話だ。企画側は、長谷川が成長するまでじっくり待つなんて必要ない。芸能界は無競争状態じゃないのだ。それでも企画側が彼女を起用する理由は、長谷川、バーニング、K−1の利権、この3つがまるまる1セットになっているからだろう。まさかこれはいえまい。だが、フラッシュはいっているようなものだ。

けっきょく、鳴り物入りでドラフト獲得した二軍選手の長谷川が、一軍に昇格したもののダメだった。だが未練がましく起用のされ方や時期がまずかっただの言い訳しているだけだ。長谷川はもともと二軍の器だったし、これからもずっとそうだ。これが真実。

起用に失敗して大切な経歴に傷つけてしまったなんてバカいうな、ただ下手なだけだ、その傷は己がつけたんじゃ!それを人のせいにするなんて、おまえは自傷癖女か!!(フラッシュは傷とまではいっていません。でもニュアンスとしてはこんな感じ)


フラッシュに限らず、マスコミ全般で、長谷川や井川のような、いい年なのにいまだ大根の女優に対して、"大きすぎない場所"で十分な経験をつめばいいというニュアンスの臨調が多い。だが、それは月9以外のドラマってことだよね?そうなると、企画レベルは月9よりもかなり落ちるし、当然、低視聴率だろう。おそらくそうなったら、マスコミは、今度は長谷川の不調を企画のせいにしそう。逆に月9のような申し分ない企画でコケればタイミングが悪いと抜かす。いい加減にしろ!それじゃダブルスタンダードだってえの!
まあいいや、話を戻す。このままでは、大根女優は、永久に負け組の閉鎖サイクルを繰り返すだけだ。そのスパイラルから抜け出すには、低視聴率ながらもいい演技をして注目されて、もっとよい企画に抜擢されることだろう、しかし、そんなところには、いつ抜擢されてもおかしくないほどハイレベルで、もちろん長谷川なんかよりハイレベル、でも、まだ抜擢されてないものもごろごろしているのだ。おそらく、抜擢されるなら長谷川なんかより彼女たちが先になるだろう。月9より下のレベルでさえこうなのだから、月9のようなハイレベルなところで長谷川が使い続けられていたのはまさに異常事態だったのだ。だから、彼女たちにくらべて相当恵まれた状況にいて結果を出せなかった長谷川は、どんな弁解も通用しないはずだ。

とにかく、一流の器はいつ抜擢されようとどんな使われ方されようと活躍するときは活躍できるんだって。それができないのはどんな詭弁を使おうとダメなんだって。長谷川くらいの優遇された使われ方で、使われ方が間違ってたなんて文句つけられないって


上戸彩

彼女は長谷川と逆、前述したように、実力があるんだが企画が恵まれていないという、典型的なバータレ風の擁護をされる。

おいおい逆だ!、企画が悪いんじゃなくてお前の求心力が足りないがために企画がおのずと貧困になったんだろうって・・と、オレは突っ込みを入れる


ひと夏のパパへは企画ミスだったという意見が多い”

確かにそうだが、だからといって上戸を無罪放免にすることはできない。まず企画が先で、上戸は後から乗っかってきたという普通のパターンだったならまるで問題は無いが、ひとぱぱは、まず上戸がさきにあって、それから企画をたてたというプロダクション主導の企画だからだ。(普通のパターンでも、役者は役に合わせるのが仕事なんだから、言い逃れといえばそうかもしれないが・・)とにかく、ひとなつがものの見事に失敗したということは、上戸には、そもそも単独プロジェクトを立ち上げられるに足る大衆、業界双方の求心力が無いということで、これは、アイドル女優の資質としては致命的な欠陥といえよう。だから、彼女にも低視聴率の責任の一端があるといえるのは間違いない。



脚本がダメ⇒プロデューサーに有能なWを集める力がない⇒上戸と聞いて乗り気になるスタッフがいない⇒上戸でプロジェクトは組めない、上戸は芸術意欲をそそられる魅力あるキャラではない。⇒上戸そのものに求心力がない。要は士気の問題であって、何ぃ?上戸だあ?ときて、業界人が意気消沈するかやる気満々になるか・・の違いということだ。

だが、上戸にはハンデがあるともいえなくもない。妻を若くして亡くしたした堤幸彦、(いい年こいて金持ってるくせに)未婚である植田博樹野島伸司などの企画連中は、ぜひともこの子を自分のお嫁さんにしてみたいという心理があるのだ。だから未婚で適齢期の女優は企画に乗りやすい。中谷、柴崎、仲間や竹内で企画がじゃんじゃん立ち上がってじゃんじゃん通る。例として、植田が恋愛写真で予算が足りなくなったとき上司にすごんだ時の台詞が”ケイゾクでしこたまもうけさしてやったんだからそのときの利益を出せゴルァ!!”だ。結局堤か植田のどちらかが自腹を切った。ここまで彼らがアツクなるのはなにゆえ?すべては彼らが未婚であるせいだ。広末と末永く仕事がしたい。おつきあいしたい。ゆくゆくは広末をお嫁さんにしたい※という下心ゆえだ。この映画で失敗して流れが途絶えたら、すべてがおじゃんだ。だから彼らは死に物狂になった。しかし未成年の上戸はその戦略が使えない。彼女は未成年で、都条例の適合範囲。彼女で萌えると刑事罰の対象というのは相当なハンデだ(野島は刑事罰の対象なのに堂々と萌えたので偉い)。

※結局、広末の妊娠によってこのもくろみは水泡となってしまったが、だんながアレなんでまだチャンスがゼロになったとはいえない。ということで彼女は既婚でも企画には恵まれるだろう。反面奥菜恵につく企画は貧困になるであろう。だんなが大金持ちじゃどんな奴だろうと太刀打ちできない。Pだって年収二千万にとどかない参考しましまのオフレコ
それと、このような事情があるからといって、広末の赤ちゃんの本当の父親は誰なんだとか思ってはいけない。



ただし、上戸の場合は長谷川と違って、根本的欠陥を露呈しているわけではなく、使い方がまずいと言い逃れはできる。一言で言えば仕事のさせすぎ。質ではなく量の問題である。アタリを多くするには量をこなすしかないというのは真実だが、限界がある。そんなに当てにいかなくてもいいではないかということだ。だが上戸は立ち止まることを許されないのだ。なぜか?彼女は広末とまるきりと同じ道を進まねばならない宿命だからだ



事務所の至上命令として、同じ時期でブレイクしなくてはならないのだ。だから、広末を同じタイムスケジュールを組んでいる。だが、はっきりいって無理だ。上戸は、深田や広末に比べてはるかに質が低いのだ。広末や深田の半分しか打率を残せない、並みのバッターである上戸が、イチローレベルの広末と同数のヒットをうつには、理論上、広末の倍の仕事をしなくてはならない。あのときの広末だってめいいっぱいだったのだから、上戸は間違いなく壊れてしまうだろう。結論としては、上戸の間違いは、”広末や深田のまねさせすぎ。そのために量をこなしすぎ”である。



なんというか、上戸は、二割そこそこしか打てないバッターなのに四番やってるというか・・・

まあ、めぼしい実績としては、史上初の”誰にもアイドルとして認めてられていないのに紅白に出たアイドル”として、歴史に残るかもしれないっていうのがあるが・・それだけで消えるのもちょいとさびしいだろう。

竹内結子

後は一発大ヒットドラマを当てましょう
当ててないのにどうしてポスト松島が名乗れるのか、意味わかんねえ・・・
彼女と年が近い松や広末はたくさん当ててるのに・・
っていうかポスト松島って企画がそもそも意味わかんねえ・・

松島より年下ということに的を絞ったというならば、松と広末は範囲内だし、2004年以降ドラマに出ていないというハードルを設けたとしたならば、救命くらいしかでていない松島だって、それに引っかかってしまう。松島にこだわらず、95年以降のドラマで、30台までの女優全般を対象にすれば無理ない※んじゃないのと思う。ていうか、そもそもバーと松島とスターダスト女優のちょうちん企画なんだから(だから広末、松などの、他事務所を排除したわけ)、そこは動かせないんだろう。多分。

なんだ、この企画も、上戸の夏パパとおなじじゃないの

松島菜々子

さすが女王、ドラマ冬の時代にこの数字はバケモノだ!
松や広末を加えるとバケモノじゃないんですけど・・・
彼女たちを入れても、やはり松島は一位だが、突出しているというイメージはだいぶ薄れる。トップはトップでも、トップの団子集団を構成する一人にしか過ぎなってくる、そうなると、看板に偽りあり・・ということになろう。やっぱりダメじゃんか


※95年以降のドラマで、30台までの女優全般を対象にすれば・・・
フラッシュでの前の企画はこれに近いものであった。まあ、前と企画がかぶってつまんないから今回は別の切り口をしたということだろう。

そのときは、トップは常盤で広末2位だった。二番手主演(ヒロイン)や助演が、やや過大評価されすぎのような気がする。単独主演だろうが助演だろうが同一評価で、常盤、広末に絶対有利のシステムだからだ。こういったランキングの解決策として、役の重要度に応じて、偏差値の倍率を変化させてやって、それを平均化した値を女優の偏差値としてだせばいいんではないかと思う。