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某ネット記事


某ネット記事で”大学タレントの通信簿”なるものが出た。

ZAKZAK


第2の広末にはなるまい…大学生タレントの通信簿
成城、えなり「1年のうちできるだけ単位」


 多くの学生が夏休み本番だが、この春、芸能界ではかつてないほど多くの学生タレントが誕生。昨年は、広末涼子(24)が早稲田大教育学部を中退したが、その轍を踏まぬよう、熱心にキャパスに通う向きも多い。彼らの“通信簿”の中身は…。

 まずは、「渡る世間は鬼ばかり」でおなじみの俳優、えなりかずき(19、写真)。昨年は難関校受験も失敗。再挑戦した今年、成城大文芸学部に進んだ。

 「俳優という仕事を持つ以上、学業との両立が一番大変。知人からは、1年のうちにたくさん単位をとった方がいい、とアドバイスされ、通えるだけ頑張って行っています」(事務所関係者)という。幼いときから大人の間でもまれただけに、ぬかりない。

 やはり子役出身で、NHKの朝ドラ「ふたりっ子」で人気になった双子タレント、三倉茉奈(まな)、佳奈(18)は関西の名門、関西学院大社会学部に入学。入学早々の5月には福岡で1カ月の舞台公演に出演したが…。

 「実は1週間交代で舞台と学校を掛け持ちしました。6月はほぼ毎日通学し、試験も毎回受け、学業優先で両立させています」(同)と双子のメリットを最大限に。

 ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ「NEWS」の人気者、山下智久(19)は、明治大商学部に在籍。「ウチでは以前から学業優先。ほぼ毎日学校に行き、今春、慶応大経済学部を卒業した嵐の桜井翔(22)同様、間違いなく卒業できる」(担当者)と自信。

 タレント、前田亜季(19)は法政大国際文化学部に入学。「基本的には毎日登校」(事務所担当者)と学業優先だが、「その分、夏休みにはびっしり仕事を入れてます」とハードな日々だ。

 学生タレントも学年が上がってくると事情も変わる。かつて“元祖チャイドル”で人気の野村佑香(20)は成城大文芸学部でえなりの先輩。現在、芸能活動は休止中で、「卒業後の活動再開は未定」(所属事務所)。立命館大産業社会学部4年の歌手、倉木麻衣(21)は、「1、2年時こそ両立は大変だったが、このまま卒業できそう」(関係者)とか。

 異色では、お笑いタレント、そのまんま東(46)が早稲田大第二文学部から同政経学部政治学科の1年。「卒業後は、大学院に行くつもり」と本人は説明しているという。

 どの芸能人も、熱心に単位取得に動くのも、「広末の場合、同世代の反発もあって中退がイメージダウンになったのは明白。やはり、大学に進む以上は卒業するのがトクと考えるのでしょう。プロダクションもそう指導する傾向にある」(芸能プロ関係者)ようだ。

ZAKZAK 2004/07/24

                                                                                                            • -

>>やはり、大学に進む以上は卒業するのがトクと考えるのでしょう。



ハテ?果たして得といえるのか?何を根拠に、そんなことを言っているのだ?



これは、大学を卒業してイメージの上でかなりのメリットを受け、その後、芸能界でそれを武器に活躍したタレントが、実際に存在しないと証明できないはずである。しかし奇妙なことに、この記事は、一切、その名前を挙げていないのである。いままで大学を卒業して、成功した”実例”とは誰のケースなのだ?教えてくれよ・・



もしかして早見優か?それとも・・・








まあ、正直いって、我々にとって前田はともかく、野村祐香などどうでもいい存在である。(というか、どうでもいい存在に”なってしまった”といえなくもない)とにかく、とうに忘れ去られた存在である。これが、学業専念のため、仕事を入れられなかったからなのか、あるいは、彼女は、実力からいって、どっちみち消え行く人材で、大学はその言い訳に過ぎないのかはわからない。


前田や野村は、学業で忙しい合間に、仕事をいれて頑張っているというが・・


だが、これまた記者は”成功例”と同様、その仕事の具体的な内容を一切挙げてはいないのである。いったいどういう仕事なのか?大変気になる。大変な仕事なのか?大きい仕事なのか?まさかサイン会じゃないだろうな?


とにかく、”具体例””成功例”を出さないことには、大学にまじめに通っているということが、タレントに大きなメリットをもたらしているなどとは、とてもじゃないが証明できないのだ。だが、彼らは、その実例を、決して出そうとはしないのである。



苦し紛れかどうか知らないが、記事は消去法で、広末の失敗をあげている。広末が失敗したのだから、広末の反対のことをすれば、それすなわち成功である。と単純に割り切りたいんだろうが・・・物事は、そう簡単にはいくものではない。

実際のところ、果たして広末はデメリットをこうむっていたのであろうか・・逆に考えれば、野村や前田は、大学に通い続けていることで、今まで、具体的な、何らかのメリットを受けたのだろうか?あるいは、無事卒業することによって、これからメリットを受けるのは確実なのか?まあ、これは、記事中に”イメージダウン”という具体的な例を挙げているので、少々納得できるが・・だが・・そのイメージってもの、一体何なんだ?

野村のメリット

イメージとは何ぞや、とか、広末のデメリットとは何ぞや?と考える前に、野村の大卒という肩書きに存在するメリット、あるいはデメリットというのは、具体的にどのようなものなのか、まず考えてみたい。

まず、デメリットとしてはブランクの問題がある。タレントが、大学卒という肩書きというメリットを享受するためには、4年間という、膨大な拘束期間が必要とされるのである。当然、学業に専念すればするほど、芸能活動は制限を受ける。払う代償は大きい。


しかし、一方の広末は、それを一切負っていないのである。確かに彼女は、イメージの分野においてはおおいにデメリットを受けたかもしれないが、それを払拭できるくらいの、大きな仕事を何度も入れている。中には失敗したものもあるかもしれないが、成功したものもある。つまり、デメリットを挽回するだけに足る、仕事のメリットを受け取っているのである。一方、4年間を学業に縛られた”大学タレント”たちは、イメージでデメリットを受けられるが、仕事のメリットは、受け取ることもできない。どんな芸能人とて、とにかく仕事をしないことには成功できないのは、条件としては同じである。

となると、どちらが有利か・・というプラスマイナスの量の問題になる。が、実際はどうなんだろうか。


野村の好感度が”広末より多少上になった”というくらいでは、その膨大なデメリットに見合う報酬としては、到底十分なものとはいえないだろう。彼女が卒業したとたん、仕事が殺到、大ブレイクするするくらいでないとだめだろう。要は、4年間仕事が出来ない、知名度を浸透させられないなどという非常に大きなデメリットと、帳尻を合わせるためには、卒業した暁には”イメージが多少よくなる”程度のメリットなど、余りにも小さすぎるのである。


卒業後はどうかしらんが、せめて在学中は、学業に頑張っていれば、ひたむきなイメージにより、仕事を取りやすい。だから得なんだ・・という向きもあるかもしれないが、学業に全力を尽くせば(すなわち、学業に頑張っているといういいイメージを得たいと思うならば)肝心の仕事そのものができないのだから、そんなもの得ても無駄である。思い切り矛盾している。>
⇒補足へ
⇒似たようなことを書いた以前の記事へ



野村は単なる若者ではない、もし大学に通っている時間を、芸能活動に費やしていたならば、かなりのスキルアップと収入を見込めたはずである。それを犠牲にして、無収入の大学生活を送るということは、普通の若者以上に、将来収入予測で、高卒、大卒の差が見られない限り、絶対に割に合わないはずである。芸能人の”稼ぎ時”など、一般人より遥かに短いのである。

広末のデメリット


広末が大学生活に失敗したことに、果たしてデメリットはあったのか?彼女が、大学にまじめに行っていれば、好感度イメージを失わなかったのか?その影響で、高額なギャラも頂くことができる大物に、なれたのだろうか?彼女は、現在より遥かに大きな仕事を、確実になしえたのだろうか?


大学で忙しければ、当然、広末は大きな仕事を頻繁に取れなかったはず、大きな仕事は、1クールのドラマか、三ヶ月程度の収録期間の映画を、せいぜい二年に一度程度、それがどちらとも大成功の部類でないと、とてもじゃないが、成功とはいえない。これは、木村拓哉と比較した場合、わかりやすいだろうと思う。



彼女だって、大学へまじめに通っていれば、好感度も下がらず、これくらいの果実は、容易に彼女のところに転がり込んできたはずだ・・・※”彼女、惜しいことをしたな・・”と、これは、マスコミだけでなく、世間も含めた反応の典型例であろうが、だが、どうしてそんなことがいえるのだ?



こんなことは、とてもじゃないがいえないはずである。たとえば映画であれば純益十億以上、ドラマならば、視聴率40%以上行くくらいでないと、とてもじゃないが成功とはいえない。数の少なさを挽回するには、これくらいの成功でないとダメなのである。

しかし、こんなことが可能だろうか?これは、彼女が仕事に関して、木村拓哉以上の厳選主義をとおし、なおかつ木村以上の成功を収めなければならない・・・ということを意味する。これがいかに難しいことかは、木村、松島を含め、芸能界至上、誰一人として、これに成功していないことからも伺える。また、トップの域に達するにつれ、限界効用というものも見え隠れしてくるし、片手間で仕事をし、もう片手間で手に入れた、大学にかよっているまじめなイメージというものをめいいっぱい利用し、もう片手間の芸能仕事に100%フィードバックされるなどと、そんな効率よいことなどありはしない。これは、世間に、成功例が一切ないことからも伺えるであろう。反論したいなら、その名前を具体的に出してもらいたい。

しかし、記者連中はこのフィールドから逃げ、イメージの方に話をそらそうとする。だが、このシロモノも、実に曲者だ。
前述したように、仕事に影響するだろう、多少のイメージの差は、学生の年代に仕事そのものをを入れる(入れない)ことで、あらかたは帳消しされることがわかっている。となると、その両者の差というものが、どれくらいであるかがポイントとなってくる。どっちが有利なのか?イメージの悪化よりも、働き盛りに仕事の実績をつけることのほうが勝っているのか?それならば、大学など行かない方が得である。或いは・・・



どうやら前者の方が正しそうである。普通に考えれば、現実には、大学にまじめにかよっている(いた)というだけで、視聴者が、その出演者が出ているドラマに興味を示してくれることなどほとんどない、世の中、そんなに甘くはないのである。そんなもの、実践している者などまわりにいくらでもいる。大衆にとって、貴重なものでもなんでもない。逆に、ちゃんとした演技をして、自分に感動をあたえてくれる人というのは、そうはたくさんいない。だからこそ、それは大衆に強く求められるのである。


また、芸能人にとって、仕事はというのは、ある意味バクチである、仕事の数が少ないということは、成功することが少ないということである。アタリ”を多くするため、あるいはリスクの分散のため、まんべんなく、たくさん仕事を取りたい・・・これは、仕事をする上で常道の戦略である。とにかく成功するには、先ず仕事をしなければ始まらないし、さらに、量もこなさなければならないのだ。



結論として、彼らが大学を卒業したところで、大した活躍は出来ないだろう。芸能界にとって、大卒の肩書きなど、ほとんど意味がないからである。学校に行くヒマがあるのなら、その時間を利用して仕事をして、映画を一本、一クールのドラマを一発当てたほうが、芸能世界での処世術としては、遥かに有効であろう。


どうして、マスコミはこれを声を大にして言わないのだろうか?タレントイメージの、仕事への影響を過剰に持ち上げて、イメージ維持に頑張っている芸能人を誉めて、肝心の、芸能の仕事を頑張っている芸能人を、誉めない。

彼らは、机にかじりついて苦労してんだ、チャラチャラした芸能仕事とは大違いなんだ。ああ、確かにそうかもしれないさ、芸能界の苦労を知らない大衆にも、耳障りいいだろうさ。でも、その、苦労して得たメリットそのものも、肝心の仕事そのもので大きく差をつけられることにより、おじゃんになってしまうことは、全く触れない。触れない理由は・・・まあ・・・・マスコミ仕事は商売だからだろう。要は、大学側に気をつかっているということだろう。君達、授業なんか出ないで仕事したほうがいいぞ!なんて、いえないものなあ・・・





<参考>

最終防衛ライン2

■ 大学入学したタレントの学業っぷり
http://d.hatena.ne.jp/lastline/20040725#1090732608

報知は・・

野村の仕事について、ちゃんと説明している
http://www.hochi.co.jp/html/geinou/rensai/idol/jan/0128nomura.htm
(しかし、オトナっぽいというより、思いっきり素人臭くなってるが・・ゲンダイも、このように、手間を惜しまず、ちゃんと説明すればよいのだ。

しかし、本当は知っていたのかも知れない・・だが、あえて載せなかった。

何しろ、コレを載せてしまうと”何だ、ただのマイナー仕事じゃねえか!”と突っ込まれてしまう可能性があるからして・・もうひとつ困ることがある、たとえ仕事がマイナーでなく、センター試験を経由したという違いがあろうとも、彼女の初舞台”スサノオ”は、大学入学直後の時期であり、どう考えても広末が批判されたケースと全く同一なのである。舞台稽古だって、相当の前準備が必要だろう。これで野村を批判せず、広末のみ批判していたら、ダブルスタンダードになり、ゲンダイは矛盾を抱えてしまう。

反論として、彼女は広末と違い、入学に当たって、普通の手段を選択した・・ということを強調するしかない。しかし、それを主張すると、彼女は広末と違い、社会での芸能能力の評価が、決して高くないということを認めることになってしまう。暗に、バーニングのごり押しをも認めることにもなる。スポーツでの評価が低いから、二流の選手はやむなく一般入試を選ぶわけであって、高ければそんなことはしない。それと同じことになるのである。)

毎日放送

http://mbs.jp/portraits/portraits/2002/2002_6/y.nomura.html
(幼少の頃は顎の発達が思わしくなく、精悍さに欠ける表情であったが、現在は違うようだ。)

歌も出していたらしい・・聞いたこと無いが

http://music.goo.ne.jp/cd/368311-1/index.html