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バーニング その3

バーニング凋落の原因のもう一つの理由に、タレントの実力は別として、そのタレントが人気を落とす最大の理由、逆に、人気を上げる最大の原因は何か?という分析を、誤ったことがあげられる。

いままで、前者の最大の要因はスキャンダルであるとされていた。後者はいろいろな要因が考えられるが、例として菊川を抱えるオスカー事務所は、前者から論理的に導いて”スキャンダルが無いこと”と結論を出した。総じてバーニングも同じような結論を出したが、平行して”それもそうだが、スキャンダルを払拭するくらいの、メディアの好イメージがあれば大丈夫”という、オスカーに比べて、やや攻めの姿勢の結論を出した。

思考実験にとどまらず、現実として、広末叩きによる彼女の人気低下で、それが実証されたかに思われた。

”これらは、バーニング、オスカー等の仕掛けではないのか、だからそんな現実の結果は実証されたとは言わないのではないのか?”という意見もみられたが(当たり前だ)その結論はひとまずおいといて、だからバーニングの結論は正しかったのかといわれれば、実はそうではないのだ。

広末が人気を維持しているから、バーニングの結論は間違っている・・・というわけではない、どのくらい人気が落ちたかという程度の差については、実際、バーニング、本人の事務所の影響力がどれくらいだったのかという、数値にしえない要因があるので、実際わからない問題であるので結論は出ないのだが、だが実際に広末はスキャンダルの類で、人気を落としているのは事実である。だがそれが最大の要因だったとはいえないのである。

実は、本人の実力を抜きにして、人気が落ちる最大の要因というのは、スキャンダルでもなく、飽きられたことでもなく、駄作への出演なのである。逆に、人気が出る最大の要因も、好感度でも、スキャンダルが無いことでもなく、傑作への出演なのである。

記者会見で泣こうが、無賃乗車しようが、そんなことは全く関係はなく、彼女が、同時期に、駄作のwasabi、駄作のできちゃった結婚に出演していた・・・・・ということが、彼女が人気を落とした最大の要因なのである。また逆に、視聴率、観客動員数に関係なく、出ていた作品が傑作であれば(あるいは傑作というイメージが高ければ)、どん底であろうが、いずれ人気はじわじわと持ち直してくる。”愛なんていらねえよ”等の一連のドラマ、映画”舞台の、”つかこうへいダブルス”が、まさにそうだったわけである。(演じた役のイメージが悪かった、演技が役に合わなかった、あるいは本人の演技そのものがダメだった、あるいはよかった・・これらの問題でさえ、さしたる問題では無い。あくまで、作品全般が駄作、傑作であるかが問題なのである。だから出ていた作品が駄作だったが、演技はよかったので人気が上がった・・・ということは、ありえない。その逆もしかり。”空から降る・・・”の深津絵里を見てみよ。逆に、”僕生き”で株を上げた矢田亜希子は・・・?彼女の演技どうだった?彼女の演技って、話題にのぼった?)


米倉の大河ドラマ、菊川、上戸のドラマ、その他多くの芸能人に、それが当てはまる。人気を落とした原因は、スキャンダルがでた、あるいは飽きられた、そんなことは関係なく、駄作に出演したから、あるいはその逆もしかり。それがすべてである。米倉を例に出すと、お通が役に合わなかった、お通の演技がまずかった、ましてや新之助とどうだこうだというのが原因でなく、彼女の出ていた武蔵が、駄作だった。こういうことである。他にも、いろいろと芸能人を当てはめて考えてみると、わかりやすいかもしれない。