なぜ広末涼子の不登校が・・その1

実は、今までは、仕事がなくなってきたり、あるいは安い仕事ばかりになってきた、どうにも限界といった、芸能界でこれから生きていけそうも無い、見込みの無い落ち目アイドルを、いきなりリストラするしかなかった。しかし、”学業に専念”するので云々というと、落ち目で引退ということの、ていのいいカモフラージュとなるのだ。
”学業に専念”と発表する方が、マスコミ的にはカッコイイし、”芸能界で食っていけなくなったから引退したんではないか?”と世間に怪しまれずにすむ。本人も傷つくことは無い。OLなどの別路線と違って、進学は、例えそれが演技や歌と全く関係の無い専攻分野でも、卒業したら芸能活動を再開するニュアンスを、なんとなく世間に匂わせることが出来る。
そうすれば、”進学による活動一時休止は、芸能活動につなげるステップ”とか何とか嘘でごまかして、ファン離れを防ぐことができる。いつかは復帰すると公言し、ファンクラブを閉鎖せずにおけば、いつか卒業して活動再開してくれることを待ち望むファンが、ずっと会員料を払いつづけてくれることも期待できる。元手いらずのおいしい収入だ。そしてもっとも大きな要因は、卒業すれば、一般社会でつぶしがきくので、これから一般社会で生きていく本人、本人に芸能界に見切りをつけさせたい、気持ちよく社会に送り出してあげたい事務所、両者とも助かることだ。

本人も、こんなにブランク空けて平気なのか、私は、卒業したら、芸能界で仕事あるのか・・と不安になるので、今までは、進学に二の足を踏む事が多かった。しかし広末不登校バッシングのこともあり、今では、あっさりと進学に同意する子が多いのだ。そして、学校へ行っていない広末が評判を落としているのを目の当たりにし、自分が、しっかり芸能活動をお休みして、きっちり勉強して、ちゃんと卒業しさえすれば、自分は人気者になれるんだと思い込む。また、業界の人に、中途半端な広末と違って、何事も最後までやりとおす人だというアピール効果で、仕事がバンバンまいこんだり、あるいは、ちゃんと卒業しさえすれば、卒業していない広末を、自分が蹴落とすことが出来る、広末が今座っている、芸能界のトップアイドルの座に、自分が、かわりに座れると思い込んでいる者もいる。

活動再開を待ち望むファンも、ファンクラブ会費を払いながら、”その子が卒業したあかつきには、卒業できなかった広末なんか、とたんに吹き飛ぶ、そして、○○チャンの天下になる!広末、今に見てみろ!”と、彼女の学業専念期間、ファンを離れず、じっと、闘志を燃やしつづけて、ファンクラブ会員費を払いつづける。勿論、その学業タレントの娘も、私が卒業しさえすれば、自分には仕事が舞い込んでくる、広末涼子なんか消えていて(あるいは自分が蹴落して)私の天下になっている・・・と思いつづけて、一生懸命通学する。

だが、数年間もブランクを空けて、演技力も落ちている、また、実績の乏しい、知名度も低くなってしまったタレントを、学校をまじめに通って卒業しているというだけで、がんばりやさんだからとか、イメージがいいからとかいってつかってくれるほど、芸能界は甘い世界ではない。無事卒業しても、ブランクのある、忘れ去られた人間なんかに仕事などあるはずも無く(勿論、最初から、事務所も仕事を取る気などない)、事務所も、”いやー、やっぱり卒業してても、そのメリットよりも、ブランク空けたというデメリットの方が大きかったよ。やっぱり無理だった。でも幸運なことに、君は広末と違って、ちゃんと学校卒業したから、一般社会で就職できるよ。芸能界ダメだったけど、やっぱり学校行っててよかったじゃない!”とかいってだまくらかす。本当は芸能界で仕事とるなんてこれっぽちも考えていなくて、普通に就職させることがネライで進学させたんだが、そんなことは黙っておく。とにかく引退、フェードアウトして、彼女は芸能界から姿を消す。

なぜ広末涼子の不登校が・・その2

怒りが収まらないのは、活動再開を信じ続けていたファンだ、怒って、事務所に電話するが、事務所が彼女に言ったことと同じような感じで、”我々も、いけると思ったんですが、やっぱりダメでした・・・と”のらりくらりとかわされる。事務所に騙されたと思ってももう遅い。だがその人の演技がうまいとか、ドラマで感動したとか、芸能の能力そのものでタレントの好き嫌いをきめているのではなく、学校を卒業していればなんとなくまじめそうだから応援する・・・といった、本人の芸能の才能以外の、イメージ的な、底の浅い要因でファンを続けている連中であるから、所詮、一般と違った、やや弱い思考回路の持ち主であり、こんなことでだまされる方が悪い、広末ファンと違って、マジョリティーでもないので、同情できない・・といったところだろう。だが現在、こういった連中が、掲示板でヒロスエ叩きの主戦力である。あるいは、世間とその進学した娘を騙し続けたい事務所が、学校いってないのに、広末が消えてないのは困る・・と思って、叩きに荷担しているのかもしれない。”やっべえよ広末死んでねー。これじゃ俺の言ってきたことがインチキだってあの娘にバレちゃうよ。””何よ!。ちゃんと学校もいってないくせにヒロスエ生き残ってんジャン。話が違うよ!おかしいじゃない、事務所のウソツキ!!”とかなんとか娘に言われてたりして・・・確かに困るわな。

芸能界で、仕事が来るか来ないかは、ちゃんと卒業できた人なんだから仕事も最後までやりとおせそうな人だからとか、卒業したから、好感度イメージがあるとか人気があるとか、ましてや学んできたことが演技に役立つことを期待して・・・・なんてことは全く無い。現場はぶっちゃけた話、この人はNG出さないか、ドラマぶち壊さないか、放送して視聴率取れるのか、それだけ気にするのであって、他は一切関係ない。何の問題も無く、この人を使ってスムーズに撮影が進み、無事放映の運びとなり、期待した視聴率、観客動員が稼げれば、スキャンダルがどうの、ましてや本人の学歴がどうの、全く念頭には無い。当たり前のことだ。

なぜ広末涼子の不登校が・・総括して説明すると

◆広末が進学して、学業がイメージ戦略の有効であると錯覚?したほかの事務所タレントがこぞって進学した

◆しかしそれは、事務所の、ていのいいリストラの口実であった。本当に仕事が殺到していて忙しく、また芸能界で生きていけると期待されている人間は、そんなネームバリューに頼る必要が無いはず。広末サイドのネライはイメージ戦略ではなく、演技するうえで、普通の人と同じような感覚を身につけて欲しい(それがわからないと、普通の人の役が出来なくなる)、というのが真相。いわば幼少から芸能界に身をおいてきた彼女の、世間知らず克服訓練というわけ。勿論それは、若いときそれほど売れていなかった、並みのアイドルには不必要なこと。だが一般人は彼女達の立場の相違などわからず、十把一絡げにアイドル、チャイドルなどと総称している。

◆進学アイドル達は、広末が叩かれるのを横目に見て、芸能活動を完全に休止してまでも学業に専念しないと、バッシングで、芸能界を生きてゆけなくなる・・・と恐れ、仕事をいれず、学業専念する。事務所にとって広末不登校叩きは都合がいい。

◆ところが、進学して仕事を押さえるはずの、肝心の広末が、バッシングどこ吹く風と、学業アイドル達の仕事量縮小の間隙を縫うかのごとく、仕事を大量に入れはじめる・・・・進学アイドルは動揺し始める、自分が卒業する頃には、広末に全部仕事や人気をとられていて、自分の居場所がなくなっているかもしれない・・・私はこんなところで勉強してて、果たしていいのだろうか・・・

◆”広末に騙された!”戦慄した他の進学アイドル達の事務所は、こぞって、マスコミの、広末の不登校叩きに荷担する。

◆広末が学生なのに夜遊びしていると、こぞって叩く。実は、広末が登校していないのは、夜遊びは関係なく、学校にいけないほどスケジュールが入っていたからである。フライデーが、余りにも経費がかかりすぎて採算が合わないくらいの、不自然なほど莫大なコストをかけて、24時間体制で広末張り付きを行った。

◆これはやばい!、広末涼子がこれでつぶれなかったら、あの子達をちゃんと学校に通わせた意味が無い。業界は、ちゃんと通学した子を芸能界で使って、通学していない子を抹殺してくれないと困る・・・あの子達が卒業する頃には、実績、知名度、経験からいって、広末涼子ら現役組には太刀打ちできない、このままでは広末の天下となってしまう・・・そして、世間の論調も、それを後押しするものとなってくれないと・・広末涼子叩きはますます過熱する。

◆夜遊びでいそがしく学校にいけない広末涼子・・という既成事実が強化される。フライデーによってさも毎日のように遊び場にいりびたっているかのような報道がなされ、世間は広末に逆風、学業専念アイドルに追い風。

◆広末CM仕事減少。かわりにその座に座ったのはほとんどがバーニング系、オスカー系のタレント。特に東大の菊川は、広末のアンチテーゼ的な存在として世間に認められた。

◆しかし敗北したのは浮き沈みの激しい、一過性の仕事とも言えるCM分野のみで、将来的に考えて、それとは比較にならないほど重要な演技の分野では、広末の仕事は相変わらず順調。菊川の余りの演技力のなさに世間があきれはじめ、皆、CM,ドラマ出演女優の学歴に興味を失いはじめる。

◆卒業間近の学業専念アイドル、広末と違いちゃんと受験勉強して入り、ちゃんと卒業したのでイメージは広末よりかなりよい。さあ、晴れて失業したら、この好イメージ追い風にしてバンバン仕事いれて広末蹴散らすぞ!と意気込むがやはりブランクは大きかった。卒業するも全く仕事無く、芸能活動は自然消滅。当たり前だが、芸能人は仕事で評価される時代。熱心だ、がんばっている人だからといって、マズイシェフの料理を我慢して食ったり、腕の悪い外科医にかかろうとは誰もしない。本人のイメージや、プライベートの素行などどうでもよく、とにかくおいしい料理を作ってくれるシェフ、ちゃんと手術してくれる優秀な外科医にかかろうとする。芸能人もそれと同じ。これが一般の感想。進学アイドル、広末と違い、演技力向上に費やせたはずの莫大な時間を、受験勉強、学業に取られていた。一切は無駄だった・・・加藤○い、その他大勢・・・がんばるのは演技だけでいい。他は関係ない。所詮せけんはそんなもの。当たり前だ

◆広末に上手く乗せられた・・嵌められた・・・芸能人進学ブームを率先して笛吹いて⇒他のタレントを乗っからせ⇒自分はちゃっかり仕事入れ⇒バッシング放置で進学タレントに”ああ、あたしは広末みたくならなくていいんだ”と安堵させて、連中に仕事させるのを防ぎ⇒散々叩かれながらも肝心の演技仕事はTBS植田、伊藤両プロデューサーの鉄壁のコネで失わず⇒舞台もできる、視聴率も取れるオールラウンド女優という実績残して自分は芸能界ポジションキープしたまま、ちゃっかり結婚休業⇒野島伸司植田博樹岩井俊二ヒロスエ施設応援団、広末以外のヒロインキャストで、まるでやる気無し”ああ、誰も広末超えらんねえのかよっ”⇒広末みたいにならなくてよかったと安心してたのにぃー。イメージ操作のためだけに、仕事押さえて一切演技と無縁の勉強してた私バカみたい・・・と連中に思わせ(そんなよこしまな動機で成功できると思ってるのか?)世間は、学歴なんか関係なくやっぱり演技だよ⇒わー今まで私は何のためにここまでしたのーーーーー


結局、みんな、広末サイドの手のひらで踊らされていたワケ



要は、人の真似をしちゃいかんということだ。